ガラスの粘性測定(歪点・徐冷点:ISO法)

測定原理・特徴測定不可能試料注意事項・その他

測定原理・特徴

JIS R3103-2 付属書 (ISO 7884-7) 準拠の測定方法です。ガラス試料片を(4±1)℃/minの速度で冷却するとき、徐冷点は、たわみ速度(df/dt:mm/sec)が下式のようになる温度として定義されています。歪点はたわみ速度が徐冷点におけるたわみ速度の0.0316倍であるような温度と定義されています。各温度に対するたわみ速度を測定することにより、温度−たわみ速度の関係式を得て、徐冷点・歪点を算出します。

df/dt=G×W/I

df/dt :たわみ速度 (mm/sec)
G :係数と装置定数の積 
I :断面二次モーメント
W :たわみの負荷荷重 (g)

図.ガラスの粘性測定。歪点・徐冷点・ISO法の概要です。


精度 ±2℃
測定温度領域 400〜1000℃
試料形状 約3.3×2.8×55mmの棒状ガラス
※4面の平坦度、平行度、直角度が必要です
必要試料量 棒状ガラス2本(予備を含みます)
測定時間 1試料/1日

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測定不可能試料(お問い合わせ下さい)

  1. 割れ、欠け、クラックが存在する測定試料
  2. 失透が生じる試料、気泡・異物等が含まれている試料
  3. 測定温度領域で形状変化(破損、揮発、潮解等)を伴う試料
  4. 研削加工時に割れ・欠けが発生しやすい試料
  5. ガラスと同等の性質(粘性流動)を有していない試料

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注意事項、その他情報など

未知試料は、粘性測定前にDTA、TMA等によって、およその徐冷点を把握しておく必要があります。

このページの情報に関するお問い合わせは、当社伊丹事業所までお願いいたします。

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