ガラスの破損解析
破損解析とは
破損したガラスの破片、状態を解析し、破損の原因、引き起こされる過程、メカニズムを明らかにし、それを評価し、対策に結びつけることを最終目的としています。その為には、関連する全ての情報を収集、解析し、過去の経験の蓄積を生かし破損メカニズムに対する仮説の立案と実証、対策の立案へ発展的に展開していきます。
| 1. | 破片を観察 | 破損始発点を捜す。エッジ部または面。多試料ある場合は破損位置に共通性があるか調べます。 | |
| 2. | 欠点調査 | 破損した原因と考えられる欠点があったか調査します。 | |
| 3. | 破壊応力推定 | 破断面に見られるクラックの大きさから破壊応力を推定します。破壊応力推定値から、許容強度以上の応力が負荷していたのか、或いはガラスが強度低下していたのかがわかります。 | |
| 4. | ガラス強度測定 | ガラスの破損の有無は応力と強度の相対的関係で決定されるため、破損したガラスの強度を知る必要があります。 | |
| エッジ強度 | :3点曲げ試験、4点曲げ試験、熱割れ強度試験 | ||
| 面強度 | :リング曲げ試験、落球試験 | ||
| 5. | 負荷応力の測定 | 実仕様に基づき応力測定を行い応力発生箇所や応力値を調査します。 | |
| 6. | 破損防止対策提案 | 上記の結果から、破損原因とその順序を明確にし対策を提案します。 | |
解析事例
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破損形状 |
破断面の様子 |
破損始発点のコバ面 |
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| 破損始発点:右辺エッジ 破損形状から熱割れと推定。 |
推定破壊応力:17MPa 若干強度低下の可能性があります。 |
強度低下した原因は切断不良と推定されます。 |
ガラス品種は建材用から、液晶基板のような薄板、ガラスコップやビンまで解析を幅広く行っています。どうぞお気軽にご相談ください。
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