天然のガラス原料の現地調査
調査概要
初期評価によりガラス原料としての可能性が確認できた(あるいは高くなった)場合、次の段階として原料の安定供給や供給量が問題になります。すなわち、原料の採掘場所(鉱山・鉱床)や製造場所(プラント・選鉱設備 etc...)の状況を把握しておかなければならない場合があります。
その場合には、原料全体の品質を把握し、品質が目標の数値(規格)内で安定しているかどうかの確認が必要となります。現地での調査を踏まえた原料の評価を行わなければ、導入後に様々な問題が発生しても、その原因追究を最初から行わなければならず、問題の収拾はおろか、拡大につながる恐れがあります。結局、当初の調査を十分に行う方がリスクの回避やトータルのコストダウンにつながる場合が少なくありません。
以上の状況から、資源・原料の現地調査には、地質や岩石学、あるいは選鉱等の知識や経験が必要となります。効率的に、かつ十分な調査を行い、製造時のリスクの減少に利用して頂ければ幸いです。
写真.愛知県瀬戸市の珪砂鉱山
写真.中国河北省 房山周辺(珪岩)から北方の石灰の山を望む
この近くに北京原人で有名な周口店があるという。
調査方法
1) 現地の地質調査
原料の埋蔵地域(鉱床の胚胎地層)・埋蔵量・品質の調査を行います。どの程度の層厚にどのような品質の原料がどのくらい埋蔵されているかを推定出来るデータを収集します。ある地域では、ボーリングによる埋蔵原料の地下情報の情報を解析し、また採掘方法に起因するトラブルの推定を行う等の調査・解析を行います。
2) 現地状況調査
原料の採掘方法や選鉱状況、周辺の環境や輸送に関する問題点などの調査を行います。例えば、採掘や選鉱に問題はないが、輸送時に異物が混入する要因の調査倉庫等における保管中のトラブルの除去に関する情報の収集・解析を行い、原料の使用前のトラブル要因の除去のご支援をいたします。
3) その他
現地調査における情報や提案は、詳細なデータと共に「現地調査報告書」として、ご依頼者様への報告、およびさらなるニーズをお聞きし、単なる1つの試験でなく、ストーリーのある問題解決型の取り組みをいたします。
図.ガラス原料の資源調査の概要
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